日本の医療レベルは、世界保健機構(WHO)によると、各種指数に見られるように、長年、世界一位だと言われる。しかし、医療政策と行政のせいで、問題が起こっている。医療費抑制政策で医師不足だけでなく、病院の経営が悪化し、赤字である。そして、医師が過労死や集団辞職する事例などもどんどん増えてき、医師や看護士の士気か低下してしまった。2007年頃から、たらい回しの事例が増加し、それに医療安全に対する過度な社会的要求を伴い、医療事故で医師と患者の信頼関係は崩れてき、対立している。マスメディアの非難も医療民事訴訟も段々増え、医師はリスクの高い職場から離れてしまった。
香港の場合は日本とちょっと違う。毎年卒業の人数が足りなくて、公立病院の医師も看護士もストレスは高いが給料は随分高い。香港の医師は社会の地位が高い、マスメディアの非難も医療民事訴訟も目立たない。
しかし、香港の医療崩壊も現れていると思う。特に今の状況、中国からの妊婦は香港での出産がブームになり、地元の妊婦は病院の産婦人科に受け入れないだけなく、医療機関や教育や福祉などの計画に負担を掛け、社会問題をもたらしている。